いつもの食事に加えたい、ブロッコリー

ブロッコリーダイエットというものがあるそうです。
主食の米やパンをブロッコリーに置き換えるのです。
実業家の室井正人さんという方が考案したものだそうです。

f:id:yukariblue:20170324130145j:plain

私は、置き換えまでしなくても、ブロッコリーはふだんの食事に加えるだけで、とっても良いダイエット効果があると思っています。
茹でブロッコリーと手作りタルタルのサラダ、けっこうおいしいんですよ。

それはさておき、ブロッコリーは低カロリーなのに栄養が豊富です。
カロリーは100gあたり33kcalですので、毎日の食事に加えることができます。

ダイエット中はたんぱく質が不足しがち。
タンパク質が不足していると、肌の老化やたるみなどの肌トラブル、免疫力の低下や貧血、体調不良など、健康への悪影響も懸念されます。

ブロッコリーは、お肉やお魚ではありませんが、実は100gあたり4.3gのたんぱく質を含みます。
絹ごし豆腐が100gあたり4.9gのたんぱく質ですから、ブロッコリーは絹ごし豆腐に匹敵するたんぱく質を含んでいると言ってもいいと思います。

ブロッコリーはミネラルも豊富です。
ダイエットのためには、代謝を上げることが必須です。ミネラルは代謝を助けてくれます。
ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄を含みます。
カリウムはむくみ防止に良いと言われていますよね。

むくみについてはこちらの記事もご覧ください。

yukariblue.hatenablog.com


ビタミンもたっぷりですよ。
β-カロテン、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンKを含みます。
脂肪を体内に溜め込まないようにするのがビタミンB2です。
ビタミンCも代謝アップに関わります。ビタミンCはコラーゲンを体内で生成する働きもあります。
ブロッコリーはビタミンCを100gあたり120ミリグラム含みます。実は100gあたり33ミリグラムのグレープフルーツより多いんですよ。

ブロッコリーの茎は、皮をむいて茹でればやわらかくなります。
ブロッコリーの茎も食べましょう。
ブロッコリーの茎にも食物繊維ほか、栄養が詰まっているんですよ。
ブロッコリーには、食物繊維が100gあたり4.4g含まれています。不溶性食物繊維が3.7g、水溶性食物繊維が0.7gです。不溶性食物繊維は、水分を吸収して膨らんで、腸の運動を活発にします。

また、ブロッコリーを食前に摂ると、満腹感が得られるので、食事の量を自然と減らすことができますよね。
実は、食物繊維が先に腸内達すると、その後に入ってくる糖質や炭水化物の吸収を食い止めてくれるんですよ。

まだまだブロッコリーには新たな発見がありました。
「スルフォラファン」をいう、体の中の解毒酵素や抗酸化酵素の生成を促進する物質が、ブロッコリーに含まれていることが分かったのです。
発ガン物質の解毒、抗酸化作用、肝機能の向上、胃ガンの原因となるピロリ菌の殺菌といった効果が認められています。

ブロッコリーはダイエットに最適であるだけでなく、健康にも良いです。
おいしく料理して、いつもの食事にプラスしていきたいです。